お客様の感想２３６～美味しい魚料理！ありがとうございました

2019-02-06

おはようございます。

先日、昭和４９年版の加悦町誌を読んでいましたら

昭和１１年に、日本で初の

肉牛用種牛の管理施設が

旧加悦町滝地区に出来ていたと言う

驚異的な情報が掲載されていました。

その当時はブランド牛・与謝牛というのがあり、

品評会で高評価を得ていたそうです。

さらに、牛肉屋さんに関しては

明治後期に井筒屋の二軒隣、

大正時代には、さらに１００ｍほど上に一軒、

合計二件もの牛肉屋さんが

ちりめん街道沿いにあったという

古地図が残っています。

丹後ちりめんの織元さん全盛期は

時代の最先端の町だった、と言う話は

よく聞くのですが、

改めてすごさを認識したしだいです。

地元の方で、おぼえていらっしゃる方

ないですかね？

井筒屋では、お客様に任意でアンケートをお願いしています。
ご協力いただいた方、ありがとうございました。
(掲載は順不同です。）

２、井筒屋にしようかな？と検討することになったきっかけを教えてください。

お魚料理と静かでゆっくりできそうだと思い決めました

３、ほかの宿泊施設や飲食店と比べて、どういうところがあなたにとって「一番魅力的だと思いましたか？元も大きな理由を一つ挙げるとしたら何でしょう？教えてください。

（一つと言わず、たくさん書いていただける方も大歓迎です。）

ありきたりではない　魚がいただけて良かったです

４、お越しいただいて、いかがでしたか？書きにくいかもしれませんが、あえて、ここを直したらもっと良くなる！というような改善点も教えていただけるとありがたいです。

お部屋に冷たい飲物があればもっと良かったです

５、それでは最後の質問です。井筒屋に来てよかった！

と思うことをひとつ教えてください。

美味しい魚料理！ありがとうございました

ご宿泊ありがとうございました！

板長こだわりの魚料理と、ちりめん街道の静かなたたずまいを楽しみにしてくださり、ありがとうございます。

　板長の魚料理は、冬はぶり、かに、夏ははも、などといった一般的な魚の旬ではなく、そのとき水揚げされた魚の中で、良い状態の物を仕入れ、魚に合わせた熟成をさせて、料理してお出しする、と言うスタイルを貫いています。

　これが「一般的な魚の旬」どうちがうの？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大いに違います。と言いますのも、今現在の魚の旬は、今から数百年前、江戸時代に広まったものがほとんどです。それから海の上も、陸の上も、環境が大きく変わりました。当然、海の中に住む魚の生態も、大きく変わっています。

　これまでとれていた魚がとれなくなったり、逆にこれまで取れていなかった魚がとれたり・・。また魚の状態も、一般的によく聞かれるのは「脂のノリが良いか・悪いか。」で評価されますが、実際には、全身筋肉質のマッチョな魚が上がったり、標準体型、魚によっては「年取ったまんぼうは、皮がしわしわのが揚がるんやで。」（漁師さん談）というように、人間のように個性豊かです。

　　さすがにシワシワの魚は買ってきたことはありませんが、（そもそも、しわがよるほど年を重ねるほど長く生き残れる魚は少ないです。）川を遡上する年を間違えてしまったのか、通常の倍近く大きく育った鮭など、板長の仕入れる魚は興味深く、ネタにつきません。ただ、こういった料理は人によって好き嫌いがはっきりしますので、板長の料理を楽しみにしてくださって、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

　最後になりましたが、井筒屋の旧館の静かなたたずまいを楽しみにしてくださって、ありがとうございます。同時に、御飲物の件、御不便をおかけしてごめんなさいね。井筒屋から徒歩二分の位置にスーパーがあり、買ってこられる方も多いので、今のところ御部屋の冷蔵庫に、井筒屋の水（美味しいと評判です）をポットに入れておいています。追加が必要な時はお持ちしますので遠慮なくお申し付け下さいね。

　またぜひ、昔の日本の風景を思い出すような、静かなたたずまいで、その土地ならではの地魚料理が食べたくなったら、是非井筒屋を思い出してくださいね。心より、お待ちしています。　　井筒屋　女将　鈴木和女

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