〒629-2403 京都府与謝郡与謝野町 加悦1050番地

チェックイン 16:00~ | チェックアウト ~10:00 Tel 0772-42-2012
Fax 050-3737-3310

田舎暮らし満喫・猫好き歓迎!赤野邸~別館古民家一階貸切プランの感想その43
ご宿泊ありがとうございました!お友達との貴重なひと時に、井筒屋のような小さな宿を選んで下さり、ありがとうございます! お泊り頂いた赤野邸は、昭和4年に建てられた古民家になります。この場所で長く鉄の精錬をしていた赤野一族が、室町時代から600年以上住んでいたことから、その歴史を伝えたくて「赤野邸」という名前を付けました。また、大正時代にカトリック教徒に改宗されたことから、キリスト教の礼拝所としても使われた歴史があります。さらに、地元に教会をたてることに赤野家が尽力されたことから、昭和25年に駐日ローマ法王庁使節マキシミリアン・ド・フルステンベルグ大司教が加悦を公式訪問された際、赤野邸にも入られたという、とても興味深い歴史のある古民家です。昔の建物は、一度壊すと同じものを再建することはできません。その歴史ごと、旅行の醍醐味として楽しんで頂けたらと思います。  最後になりましたが、井筒屋の家族や猫たちとの交流も楽しんで下さり、ありがとうございます!赤野邸は、私たちが猫を飼うために作った一棟貸しと言っても過言でありません(笑)2020年の三月に赤野邸を譲って頂き、DIYで宿に改装するにあたり、最初にできた部屋は猫を迎えるための二階の猫部屋です(笑)そして猫を迎える五月半ばまで、猫の部屋以外の改装は全く進みませんでした。それが猫を迎えた翌日から、作業が進む進む(笑)2020年七月の連休までの約二か月で、床がダメになっていた一階三部屋の床の張替え作業が完了し、宿泊施設にするための手続きも完了し、夏休みにはお客様をお迎えするという驚異的な進捗状況が生まれました。いやはや、なんとも素晴らしきかな、猫パワー。猫好きによる猫好きのための宿泊施設ですので、猫が好きな方にお越し頂けるのは本当にうれしいです!ありがとうございました!  またぜひ、美味しい魚料理と、女将や子供たちとの会話や、猫や烏骨鶏との触れ合いを楽しみたいときには、ぜひ井筒屋へお越しくださいね。2025年も良い一年になりますように。またお会いできる日を、楽しみにしています。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

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明治の離れ・小濱にご宿泊されたお客様の感想その21
ご宿泊ありがとうございました!井筒屋のようなマイナーな宿を見つけて下さり、ありがとうございます! 最初に、板長の料理を楽しみにしてくださり、ありがとうございます!私(女将)は井筒屋の板長とお見合いで結婚しました。お見合いの時に板長が作ってくれた魚料理がとても美味しくて、結婚を即決しました(笑)ある意味私の人生を変えた魚料理ですので、喜んでお召し上がり頂けるととても嬉しいです!  また、地酒も楽しんで下さり、ありがとうございます! 私自身、かつて醸造学科という「お酒を作る学校」に行っていました。そのときの講義の中で、先生の言われた言葉がとても印象的で、「山に降った雨が、米を育て、地下水となった水と米で日本酒が作られる。また雨は、川を下り、海に流れ込み、海の魚を育む。日本酒も米も魚も、根源の材料である「水」が同じなので、その土地で醸された地酒と、その地域の海の幸は、合わないはずがない。」というものでした。私が地産地消にこだわるきっかけとなった言葉です。丹後にはおいしい地酒もとても多いですし、なにより酒蔵が多い場所は、水がおいしく豊かで、米作りが行われているため、古くから人が集い、歴史が深いところが多いです。ぜひ、その地域を味わうと思って、地酒を楽しんでいただけたらと思います。  最後になりましたが、猫のハチを可愛がっていただき、ありがとうございました!ハチは2022年の10月にがりがりにやせて井筒屋に助けを求めてきた元野良です。あまりにも可哀そうで、看取る覚悟で世話をしたら、気が付いたら体重が八キロ越えました(笑)太ってから気がついたのですが、彼はこのあたりの元ボス猫で、若かりし頃は板長の干物を盗みまくった張本にゃんでした(笑)今は人間が大好きで、野良時代を忘れたかのようなのんびりしたおじいさんです。お客様に撫で撫でてもらうことをとても楽しみにしているおじいにゃんなので、可愛がっていただけてとても嬉しいです。  濱見のおばあちゃんにも、喜んでいただけたとお伝えしておきますね。お客様からのアンケートはスタッフ一同のやる気にもつながりますので、丁寧に書いてくださり、ありがとうございました!また、板長の魚料理や、濱見のおばあちゃんや女将との会話、そして猫のハチに会いたくなったら(笑)ぜひ井筒屋へお越しくださいね。次にお会いできる日を、楽しみにお待ちしています。   ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

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井筒屋ご宿泊されたお客様の感想その318
 ご宿泊ありがとうございます!今回で三回目の御来訪でしたが、いつも誕生日のお祝いに、井筒屋にお越し頂き、ありがとうございます!今年は特製すだちジュースあり、三男の日本舞踊あり、そして直接予約特典もコースの種類が倍増して、コースを企画している自分でも面白くなってきました(笑)今後もさらに楽しいコースや企画を増やせたらと思います!  井筒屋は伊根や天橋立などの有名な観光地から車で15分から20分の距離があり、温泉もなく、絶景が見えるわけでもなく、丹後では当たり前のカニやブリのフルコースが食べられるわけでもなく、設備があたらしいわけでもない、ないない尽くしの宿になります。ですが何度も足を運んで頂いてるお客様には、板長の魚料理や、女将をはじめとするユニークなスタッフとの会話、田舎ならではの暖かいおもてなし、そして日本の昔の建物に泊まれる体験を喜んで頂いています。日本の古くからある建物は、日常的には使い勝手が悪く、経年劣化を理由に壊されることも増えています。ですが一度壊した建物はもう二度と戻りません。むしろ100年前に建てられた建物で過ごす、それ自体に価値を感じて頂けるお客様に喜んで頂いている、そんな宿になります。(もちろんトイレやお風呂などの水回りは改装していますのでご安心ください)  これからも、井筒屋でしかできない体験・・・井筒屋でしかできない食事、ここでしか会えない人との会話、井筒屋にお越し頂くからこそできる宿泊体験を、これからも生み出し、続けていきたいと思います。次のお誕生日も、井筒屋一同心よりお待ちしております。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

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じゃらんネット月間ランキング「泊まって良かった宿・総合 近畿北陸第二位に選んでいただけました!
こんにちは!今日は嬉しいお知らせがあります。 じゃらんネットの月間ランキング「泊まって良かった宿・総合」近畿・北陸地域 第二位(ペンション・民宿・ロッジ部門)に選んでいただきました!(ページ下部をご覧ください。) ご宿泊頂いたお客様、また口コミ投稿していただいたお客様、心より感謝申し上げます。 2024年井筒屋では「夕食+α」の魅力ある宿を作りたいという思いから、以前からある女将の歴史案内に加えて、子供たちによる日本舞踊の披露、マッチョ次男のパイナップル手搾り(笑)など、ユニークなパフォーマンスを披露してきました。井筒屋は天橋立から車で約15分、伊根の舟屋から車で1時間と、有名観光地から少し距離がある立地になります。その立地のデメリットを考慮して、それでもあえてちりめん街道料理旅館井筒屋を選んでいただいたお客様へ、忘れられない思い出を作るお手伝いをさせて頂きたいと願っています。  2024年の春、家族全員で「自分たちに何ができるか?」お客様に楽しんで頂くのはもちろん、子供たちの自信につながるような取り組みを考えていました。その結果が実を結び、感慨深い思いで今回のランクインを皆で喜んでいます。日本舞踊の自主練習や、お客様の前で踊ることを受け入れてくれた長女と三男、もともと人見知りだったのに、毎日の筋トレで自信がついて、「お客様の前パイナップル絞りをやりたい。」と自分から言ってくれた次男、子供たちの披露の間の料理の提供を支えてくれるスタッフと板長、子供の練習や発表会に尽力してくれた家族へ、心から感謝しています。  そして、子供に日本舞踊を教えていただいた英御流家元・英御流寿光先生、次男の筋トレ意欲を満たす設備をそろえていただいているクアハウス岩滝様、ありがとうございました。披露時間は五分程度ですが、毎日の練習やトレーニング、そしてたくさんの方に支えられてこそできるパフォーマンスだと思います。 今後も、美味しい魚料理と、来て、見て、楽しい井筒屋を目指していきたいと思います。 皆様のお越しを、心よりお待ちしています。 ちりめん街道料理旅館井筒屋  女将鈴木和女

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PN.こてち様から頂いた、じゃらんへの口コミ投稿です。
こてち様、ご宿泊ありがとうございました!お友達との貴重な時間に、井筒屋のような小さな宿を選んで下さり、ありがとうございます。  お泊り頂いた赤野邸は、こてち様の口コミ投稿に書いていただいた通り、二階に猫が四匹、庭に烏骨鶏が16羽いる変わり種の一棟貸しです(笑)お客様に「田舎暮らしを体験して頂きたい。」という思いで改装した古民家なので、特に庭は毎年必ず少しずつ変わります。去年は赤野邸の庭で蓮根を栽培しました。2024年は蓮根に加え、正月料理に使うくわいを育てました。来年の計画も着々と進んでいます(笑)毎年少しずつではありますが、より一層、「田舎に遊びに来た!」体験を追求したいと思います、  また、板長の料理をおいしくお召し上がり頂き、ありがとうございます。私自身、板長とはお見合いで結婚しました。お見合いの時に板長の料理をフルコース食べさせてもらい、美味しかったので結婚を見合いから三日で即決しています(笑)ある意味私の人生を変えた料理なので、喜んでいただけてとても嬉しいです。  最後になりましたが、末っ子の日本舞踊も楽しんで下さって、とても嬉しいです。もともと井筒屋周辺では、子供に日本舞踊を教えて、祭りの時に神様に奉納する伝統行事がありました。残念ながら少子高齢化とコロナの自粛でその伝統は一部途絶えてしまいましたが、おかげで井筒屋の子供たちは着物や作務衣などの和装や、地元の歴史、そして日本舞踊など、日本の伝統文化に興味を持ってくれています。末っ子は今年の三月に習い始めたばかりで、まだまだつたない舞ではありますが、井筒屋の料理を楽しみにお越し頂いたお客様には、毎回ご披露させて頂いています。最近新しい曲の振り付けが始まって、本人もさらに楽しそうです!「口コミ投稿で日本舞踊ほめてもらったよ。」と末っ子に伝えておきますね。イケメンと言って下さったことも伝えておきます(笑)  また季節の魚料理と、女将の会話、そしてイケメン三男の日本舞踊が見たくなったら(笑)ぜひ井筒屋へお越しくださいね。美味しい魚料理と、新曲の日本舞踊も練習して、またお会いできる日を楽しみにお待ちしています!ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

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井筒屋ご宿泊されたお客様の感想その317
ご宿泊ありがとうございました!井筒屋のような小さな宿を見つけて頂き、ありがとうございます。今回お泊り頂いたお部屋は、昭和30年代に建てられた建物を、2004年、2021年と二回改装した客室になります。最初に建てられた時は、板長の祖母が経営していたスナックの常連のお客様だけをお迎えして、徹夜で麻雀大会をするための部屋だったそうです(笑)昭和30年代、ちりめん街道周辺は「ガチャマン景気」と呼ばれた景気の良い時代でした。戦争中に着物はほとんどが焼けてしまい、物がない時代でした。そのため、生地を織れば織っただけ飛ぶように売れたため、「ガチャンと機織り機が動けば万単位でお金が儲かる。」と言われた、織物業のバブルを表す時代でした。物心ついた時にはバブルがはじけていた私たちの世代では考えられない時代ですね(笑)私が結婚した時に自宅として改装されましたが、祖母から昔の話を聞くたびに、いつかもう一度お客様を迎える部屋として使いたいと考えていました。古民家、というほどではありませんが、そんな面白い歴史のあるお部屋です。お客様に喜んでいただけてとても嬉しいです。 最後になりましたが、井筒屋特製スダチジュースをおいしくお召し上がりいただき、ありがとうございます!板長が自家製ポン酢を作るために仕入れた100%スダチ果汁で、今年は初めてジュースにチャレンジしてみました。飲むと疲れが取れてすっきりするので、特に夏場のお客様にご好評いただいています!  今回はお食事なしのプランでしたが、また機会がありましたらお食事付きのお泊りもぜひ体験してみて下さいね。腕を振るってご用意させて頂きます!またお会いできる日を楽しみにしています。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

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おきゃくわんの写真29
こんばんは!珍しく夜中の更新になります!!! 寒い日が続きますがお変わりありませんか?今日は井筒屋にお越し頂いたおきゃくわんのご紹介です。過ごしやすい気候になると、わんこ連れのお客様にたくさんお越し頂いています。井筒屋の離れ1フロア貸切プランは、お客様とわんこがお部屋食でお食事が可能です。一棟貸切なので客室自体が別の建物になります。そのため、よく吠えるわんこも安心して一緒にお食事ができます。また、フロントを通らずに夜中や早朝に散歩に行けるのも便利ですね。小型犬から中、大型犬まで幅広くご利用いただけます。井筒屋のスタッフはみな動物好きですので安心してお越しくださいね。

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赤野邸からのお知らせ:ペット同伴OKになりました。
こんにちは!急に寒くなりました。。。 寒くなると、赤野邸では毎年恒例ネコ団子が見られるようになりました!!! 昨日赤野邸の猫ブログを更新しましたので、ネコ好きな方はぜひご覧くださいね。 赤野邸にゃんずのネコ団子をぜひご覧くださいね。 古民家と猫のブログ 今日は赤野邸からのお知らせです。 ここ一年ほど赤野邸はペット同伴不可となっていましたが、再度ペットOKになりました。 ご利用の際は、ペットのハウスルールをよく読んでお越し下さいね。 またお会いできる日を楽しみにしています。 ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

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PN.アトラス様から頂いた、じゃらんへの口コミ投稿です。
アトラス様、ご宿泊ありがとうございました!井筒屋のような小さな宿を選んでくださり、ありがとうございます。  最初に、女将の歴史語りを喜んで頂けて、とても嬉しいです!丹後地域は縄文時代から朝鮮半島と交易していた痕跡のある、長い歴史を持つ地域です。中でも浦島太郎のお話は丹後風土記が最も古いといわれていて、通常の浦島太郎のお話以外にも、リアルな民間伝承が伝わっています(笑)また、聖徳太子の弟の鬼退治は、一緒に鬼退治をした地元豪族の子孫がまだ続いていて、伝説が単なる昔ばなしではなく、地域の歴史として今も息づいている、そんな感覚があります。また、近世になるとさらに登場人物が身近になり、とても親近感がわきます。登場人物が井筒屋のご先祖であったり、井筒屋から歩いて数分のご近所さんの話であったり。歴史を調べたりするのは女将の趣味ですが、こうしてお客様に楽しんで頂けると、調べた甲斐があってとても嬉しいです。ありがとうございます!  また、板長の魚料理や、循環式農業の話も楽しんで下さり、ありがとうございました!井筒屋ではコロナの自粛をきっかけに烏骨鶏を飼い始め、残飯や調理時に出る魚の骨やアラ、野菜くずなどを烏骨鶏に食べさせて、その鶏糞を自家菜園に使っています。規模は小さいですが、「来年はこれをもっと増やしてほしい。」とか、「この作物は去年はだめだったけど今年は良かった。何が違うのだろう?」と試行錯誤しながら楽しんでいます。アトラス様にも楽しさをお伝えできてとても嬉しいです!  最後になりましたが、子供の日本舞踊も楽しんで頂き、ありがとうございます!井筒屋の近隣ではかつて子供に日本舞踊を教えて、お祭りの日に神様に奉納するという伝統行事が続いていました。コロナの自粛期間中に残念ながらその伝統は途絶えてしまいましたが、井筒屋の子供たちは皆着物や作務衣などの和装が好きだったり、四人中二人はその後も継続して日本舞踊を習ってくれたりと、地域の伝統があったおかげで日本文化に親しみを抱くきっかけになったと思います。お客様にも楽しんで頂けて、とても嬉しいです。また地域のディープな歴史や、板長の医食同源会席、そして日本舞踊が気軽に楽しみたい時には、ぜひ井筒屋へお越しくださいね。またお会いできる日を楽しみにしています。ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

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PN.さかなかな様から頂いた、じゃらんへの口コミ投稿です。
さかなかな様、ご宿泊ありがとうございました!大切な家族旅行に、井筒屋のようなマイナーな宿を選んで下さり、ありがとうございます。井筒屋は地元で水揚げされた季節の魚料理をお出しする宿になります。お子様たちにも料理を喜んでいただけて、とても嬉しいです!お子様ランチをあえてださないのは、「子供=お子様ランチ」ではなく、小さなころから色々なものを食べてみてほしいという私たちの思いがあります。  女将の通った小学校は、全校で10人以下という非常に小規模な学校で、給食は毎日給食のおばちゃんの手作りでした。春はフキノトウなどの山菜が出たり、冬は校庭で栽培したそばを児童が手打ちした手打ちそば、大豆が取れたら給食で使う一年分の味噌づくりをして、一年間発酵させた後に給食に使われます。山菜は苦みで食べられない子もいたりしますが、今思えば本当に貴重な体験をさせて頂きました。もちろん、井筒屋でも食べられなければ残してください。そのために井筒屋では食材の残りや食べ残しを烏骨鶏に食べさせて、その卵を料理に使っているので、無駄にはなりません(笑)なにより、一般的になじみのあるものばかり食べていると、食文化そのものが消えてしまうと思うんですね。私たちのような宿は、コース料理も一種類しかなくて、一見不合理で時代遅れですが、旅行先でその土地で昔からある食材や、旬の食材、希少な食材に接する機会でありたいと思っています。  また、お泊り頂いた旧館22畳は、板長の曾祖父母の時代、昭和八年に建てられました。丹後大震災で被災した井筒屋を支援しようと、当時の常連のお客様方がお金を出し合って建て替えて下さった建物になります。昔の建物なので好みがあると思いますが、喜んでいただける方にお越し頂けてとてもうれしいです。  最後になりましたが、自宅で飼っている猫のハチを可愛がっていただき、ありがとうございます!拾ったときはがりがりにやせていましたが、今は八キロ(笑)貫禄のある看板猫です。また、三男の日本舞踊も楽しんで頂き、ありがとうございます!本人も誉められるととても嬉しそうなので、伝えておきますね。また季節の魚料理や、「昔の日本の風景」が味わいたくなったら、ぜひ井筒屋へお越しくださいね。次にお会いできる日を、ハチともども楽しみにお待ちしています。ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女

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