古民家「赤野邸」に、寒くなりかけの頃に泊まりましたが、快適でした
料理が好きで、何回も訪ねておりますが、料理については皆さんのコメント通りですので、省きます。
今回は、ご主人夫妻の長年の念願であって、昨年、コロナ禍で自力でリフォームを完成させた古民家「赤野邸」に泊まりました。
丁度寒くなりかけた時期でしたので、少しだけ心配したのですが、快適でした。
大手資本が入った古民家再生プロジェクトの宿泊施設であれば、改装に十分に金をかけられますので、どのような季節でも快適になるようにしているものと想像します。(泊まったことはありません)
一方で、例えば、田舎の民泊としてのゲストハウスだと、オーナーの考え方によっては、エアコンを設置しない、或いは当然ながら、古民家はどうしても気密性に劣る構造なので、エアコンでは非効率的であって、設置は現実的ではないところもあります。(それが故に、冬季は基本的に営業しないところもあります)。
他の暖房機器では、どうしても、部屋の中で温度ムラが生じます。もちろん、私の子供の頃はそうでしたが、30年以上も一年中空調が効いたマンションで暮らしていると、いくら、昔、或いは自然環境に戻ることも古民家に泊まる意味合いの一つということは解っていても、寒い時期だと、ちょっと躊躇するものもあります。
「赤野邸」では、居室・寝室共に、エアコンとガスストーブの両方が設置されていました。また、(リフォームで手をかけたというよりも)元々の造作・建付が良いからだと思いますが、柱の傾きもなく、建具が寸分違わず収まっているようであって、古民家ではありがちな、隙間風なども感じませんでした。
「朝夕寒くなりましたね。」という会話がなされるようになった頃の宿泊だったので、厳寒期や強風時にはどうかは分かりかねますので、ご自身で宿にご確認頂きたいのですが、エアコンとガスストーブの両方があれば、大丈夫だろうな、という感じです。