2024-10-23
井筒屋ご宿泊されたお客様の感想その315
ご宿泊ありがとうございました!ご家族との大切な家族旅行に、井筒屋のような小さな旅館を選んで下さり、ありがとうございます!
今回アンケートに描いていただいた「パイナップル生絞り」と「日本舞踊」は、どちらも2024年の七月から披露を始めました。「パイナップル生絞り」は現在中学生の次男が担当しています。お客様の目の前で、手袋を着用して、自らの筋力だけでパイナップルを絞るという荒業を披露しています(笑)彼は腰椎にヒビが入る重傷を負い、リハビリのため始めた水泳と筋力トレーニングでマッチョになりました(笑)以前は引っ込み思案で「人前に出るなんて絶対無理!!!」な性格でしたが、パイナップル絞りを始めてから、お客様の前に堂々と出られるようになりました。ただ、パイナップルの皮がごついため、一日に2個が限度なので、宿泊予約特典や有料コースでご注文いただいたお客様にのみ披露しています。
また、長女と三男が担当している日本舞踊も喜んでいただけて、とても嬉しいです。長女は小学校の頃に日本舞踊を習っていて、一度足の故障で引退しましたが、2024年の3月から2025年の三月まで、期間限定で再度習い始めました。今年の三月から同時に習い始めた三男は日本舞踊は初めての挑戦です。ですが自分から「今年の誕生日プレゼントは新しい日本舞踊の着物がいい!」とリクエストしたり、楽しく習ってくれているのがとても嬉しいです。三男の日本舞踊は、会席料理をご予約いただいたお客様や、医食同源会席の一泊二食付き宿泊プランをご利用のお客様皆さんに披露しています。
もともと井筒屋の近隣では、子供に日本舞踊を教えて、春のお祭りの時に神様へ奉納する、という伝統行事がありました。ですがコロナの自粛期間と人口の減少で、子供たちが日本舞踊を奉納する伝統はなくなってしまいました。でもその伝統があったおかげで井筒屋の子供たちは幼いころから着物や日本の伝統行事に高い関心を持っています。地域の歴史に感謝を込めて、行事そのものはなくなっても、歴史を伝えていくことができれば、と考えています。井筒屋へお越し頂いた時には、ぜひ子供たちの日本舞踊も楽しんで下さいね。またお会いできる日を楽しみにしています。
ちりめん街道料理旅館井筒屋 女将鈴木和女